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2006年2月25日更新

Nine Horses: Snow Borne Sorrow

関連作品
Nine Horses
Money For All

Japan
The Very Best of
Yukihiro Takahashi and Steve Jansen
Stay Close

Yukihiro Takahashi UK Unit Pulse
Pulse×Pulse

高橋幸宏
Wild & Moody
Mr.YT
高橋幸宏
ジャパンツアー1986 YT
2006/02/22 WHD ENTERTAINMENT CD: IECP10002 2,625円(税込み)

今年、久しぶりにSteve Jansenのドラムを聴くことができた。
チケットの争奪戦となった坂本龍一さんのバンドでの久しぶりのソロツアーが行われた7月のことだった。教授の初期のソロ作品やYMOの教授作品をSteve Jansenのドラムで聴けるなんて想像したこともなかった。

というのも、幸宏さんのツアーでは常連だったし、David Sylvianのレコーディングでは度々、教授と共演していたりするものの、教授のライブではおそらく初めてドラムを叩いたのではないかと思う。

「ZERO LANDMINE」をテレビで演奏した時のドラムはSteveだったが、これはソロではなかった。

その7月のライブで感激した曲の一つが教授の「音楽図鑑」に収録された「TIBERAN DANCE」だった。

これはアルバムでは幸宏さんが叩いているのだが、約1年半かかったこのアルバムの制作期間の中で、Steveが叩いたヴァージョンもあったということをきいたことがあったからだ。いつかSteveが叩いたヴァージョンを聴いてみたいと思ったことは何度もあったが、ライブで実現するとは思ったことが無かった。それだけに今回のツアーは本当に思い出深いものとなった。

実は、ツアーの終わった頃に、銀座のアップルストアーでSteveのイベントがあった。

イベントではツアーの映像を2曲ほど披露したり、マックを使いだしたきっかけやツールの使い方などの話をしたり、日本のファンにサービスと思ってか、かつてJapanでツアーしていた際に、撮影したモノクロの写真のスライドショーを見せてくれた。

そして、もう一つ日本のファンにサービスがあった。それは秋にヨーロッパで発売予定と話していたDavid とSteveとDavidの近作「Blemish」をリミックスしていたドイツ人Burnt Friedmanとの3人のユニット「ナイン・ホーセス(Nine Horses)」の曲を披露していた。アップルストアだけあって、iTuensから流れたその曲は教授もピアノで参加していると話していた。

その「Nine Horses」のアルバム「Snow Borne Sorrow(スノー・ボーン・ソロウ)」が10月にヨーロッパで発売された。日本では2006年2月22日に発売された。日本盤は一曲追加。 歌っているのはDavidではなく、Stina Nordenstamだが、Davidが歌ってもおかしくないいい曲だった。詞もStinaで、作編曲、プロデュースはDavidとSteve

■収録曲
01 Wonderful World
02 Darkest Birds
03 The Banality of Evil
04 Atom and Cell
05 A History of Holes
06 Snow Borne Sorrow
07 The Day the Earth Stole Heaven
08 Serotonin
09 The Librarian
10 birds sing for their lives(Bonus track for Japan)

Wonderful World

2006/03/27 Samadhi Sound CD: UK盤

01 Wonderful World
02 The Banality Of Evil
03 When Monday Comes Around(未発表曲)
04 Wonderful World (radio edit)

UK盤 日本盤 Maxi Single