pupa: floating pupa

高橋幸宏さんの新バンドpupa（ピューパ）のデビューアルバム「floating pupa」がついに完成します！

高橋幸宏さんが前々から熱望されていた新バンドの構想がついに実現化され、昨年（2007年）秋頃より、動き出しました。

アルバムのレコーディングは、当初高橋幸宏さん以外のメンバーがツアーやレコーディング等で中々揃わなかったために ネットを介してのやりとりが多かったそうです。年が明けてからやっと揃って行うことができ、3月中にはある程度でできてきた模様。 公式サイトにて発表されているクレジットによると、15曲中4曲はインスト曲で、メンバー以外では、天辰京子さんや柴岡千穂（シバオカチホ）さんが作詞で参加している模様。

メンバーは近年の高橋幸宏さんのソロツアーやSketch Show、HAS、サディスティック・ミカ・バンド等のライブに参加している面々に紅一点の原田知世さんです。
メンバーについて

なお、このアルバムのリリース一週間前の6月25日にはiTunes限定先行配信で4曲入りのリミックス盤「floating pupa pre-remix e.p.」が配信開始されました。

最年長の高野寛さんは、高橋幸宏さんとムーンライダーズがやっていたテント・レーベル（T・E・N・T）のオーディションがきっかけでソロデビュー、 以降、度々レコーディングやツアーで共演されていますが、オフィス・インテンツィオを離れてからも高橋幸宏さんとの師弟関係は続いています。

権藤知彦さんは高野寛さんのインテンツィオでの後輩にあたります。 高野寛さんが1996年に発表したアルバム「Rain or Shine」に参加した後、翌年から毎月のように行われたライブにはバンマスとして参加。 高橋幸宏さんともThe Beatniksの2001年のライブ以降はほとんどのライブにブレーンとして参加。 2006年発売のソロアルバム「Blue Moon Blue」では権藤知彦さんと一緒に制作されました。

原田知世さんは、実は、メンバーの中では一番古くからのお付き合いで、その昔、高橋幸宏さんが1983年にやっていた ラジオ番組「オール・ナイト・ニッポン」にゲスト出演されてから。 その後、同じシーンでの撮影こそなかったものの映画「天国にいちばん近い島」の役では父娘の関係でした。 その後、あまり一緒のお仕事は無かったものの、盟友、鈴木慶一さんのプロデュースで数々の名作を発表していました。 2007年はデビュー25周年ということで、久しぶりのアルバム「music & me」に 高橋幸宏さんが権藤知彦さんと参加されています。

堀江博久さんは、Sketch Showのツアー「Wild Sketch Show」に参加した後、2006年のサディスティック・ミカ・バンドの再々結成、翌年のライブに参加したほか、 権藤知彦さんとはラブ・サイケデリコの国内外のツアーに参加。 2007年にはラブ・サイケデリコのサポートメンバー4人で「PENGUIN CAFE ORCHESTRA-tribute-」にも参加されています。 その他、コーネリアスの国内外のツアーや木村カエラさんのツアー等にも参加されています。

最年少の高田漣さんは鈴木惣一郎さんのプロデュースでアルバムを発表されている頃から権藤知彦さんもサポートで参加。 権藤知彦さんのバンドanonymass（アノニマス）のライブやレコーディングにも度々参加されていましたが、 2005年に細野晴臣さんのバンドに参加後、2006年の高橋幸宏さんのライブ、2007年のHAS（HASYMO）のライブにも参加しています。