■シバオカチホさんについて
■ミュージックパイロット
シバオカチホさんのお名前を聞いたのは、NHK-FMのSketch ShowがDJを務めた番組「ミュージックパイロット」の2002年10月15日にゲスト出演された時でした。
この番組は2002年9月、10月の二ヶ月にわたって毎週放送されていた番組で、Sketch Showのファーストアルバム「Audio Sponge」発売時期にあたるのですが、お二人は既に次のアルバムの制作を考えていて、そのキーワードの一つが北欧でした。
それで番組で北欧の特集を行うことになり、当時、スウェーデンの日本大使館を離職したばかりのシバオカチホさんと、フィンランド政府観光局のコマキサエコさんに北欧を案内(紹介)していただいていたのです。
番組中では北欧の音楽、北欧をテーマにした音楽を選曲しつつ、ゲストのお二人に北欧5カ国の紹介をしていただいていました。
北欧の中で唯一YMOがワールドツアーの際に訪れたスウェーデンでのエピソードに触れていて、YMOが宿泊したストックホルムのホテルの話題になった時に同ホテルでシバオカチホさんが体験したノーベル賞のレセプションでのトラブルのお話をがされていました。
また、ワールドツアーの楽屋にアバ(ABBA)が来たというエピソードの後、シバオカチホさんが、メンバーのビョルン・ウルバースを度々見かけたという話、ビョルンの発音の仕方について話をされていました。
■レコーディングやツアーに参加
ミュージックパイロットに出演後、2003年発売のSketch ShowのEP「tronika」に収録されている「ekot」と「chronograph」(後にアルバム「LOOPHOLE」に収録)にてスウィディッシュヴォイスを披露。
2006年発売の高橋幸宏さんのソロアルバム「Blue Moon Blue」でもスウィディッシュヴォイスを披露。同年行われた「高橋幸宏 Presents 4MOONS' LIVE“Something Blue”(07-06)」ではツアーメンバーとしてステージにも登場し、レコーディングに参加した曲以外にも、新曲やアンコールで演奏した「Drip Dry Eyes」と「音楽殺人」では英語でのヴォーカルやコーラスもされていました。
2007年には映画「EX MACHINA(エクスマキナ)」サウンドトラックではHASYMO名義の曲にも参加されています。