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2006年12月05日更新

デビット・パーマー(David Palmer)

Related Works

高橋幸宏
tIME aND pLACE

YMO「After Service
高橋幸宏
BOYS WILL BE BOYS


デビット・パーマー(David Palmer)はABCのドラマーとしてデビュー後、いきなり「Poison Arrow」、「Tears Are Not Enough」、「The Look Of Love」と立て続けにヒットを飛ばし、ファーストアルバム「The Lexicon Of Love」を引っさげてワールドツアーを行い、1983年には来日公演を行った。 その際にデビットから連絡をもらった幸宏さんは彼と会って、「YUKIHIRO TAKHASHI JAPAN TOUR 1983」への参加を打診した。 デビットはそれを聞いて、人気絶頂だったABCを脱退し、ツアーに参加した。

短いながらもツアーは大成功を収め、その時のライブはアルバム「tIME & pLACE」とビデオ「BOYS WILL BE BOYS」として発売された。

同年のYMO散開ツアーに参加。こちらはアルバム「After Service」や映像作品「Y.M.O. FILM PROPAGANDA」として発売された。

デビットはその頃に「Person To Person」を結成し、実現はしなかったものの幸宏さんにプロデュースを要請していた。 いいバンドだったもののそのバンドはシングル3枚とアルバム1枚リリースしたのみだった。

そして教授の「NEO GEO」リリース時の1987年4公演のJapan Tour、そして翌年の1988年には3公演のUSツアーに参加した。

翌年の1989年にはThe The(ザ・ザ)の正式なメンバーとして参加し、アルバム「Mind Bomb」を制作。同年にワールドツアーを開始し、さらに翌年の1990年には来日公演を行っている。

近年私はあまりデビットの情報を耳にしていなかった。1996年に元UltravoxのMidge Ureがヨーロッパで大ヒットさせた「breathe」でドラムを叩いていたのを知っていたが、それ以外の活動はあまり聞いていない。 おそらくセッションドラマーとしてスタジオワークやツアーなどで様々な活動をしていると思われる。

そして、久しぶりにデビットに関する情報を聞いたのはなんと、2004年にテレビ番組のためにだけ彼を含む、オリジナルメンバーでの再結成をした。 長年、ABCのフロントマンのマーティン・フライ(Martin Fly)が一人で活動していただけに、その情報は嬉しかった。

また、同年にはABCのファーストアルバムのプロデューサーのトレバー・ホーンの25周年記念ライブ「「Produced by TREVOR HORN〜A Concert For Prince Trust」」にてマーティンとデビットは再びステージに立ち、3曲のヒット曲を演奏。


「Bands Reunited」  Davidが脱退後にヒットした「When Smokey Sings」をオリジナルメンバー全員で演奏している映像や番組撮影時のDavidの写真などが見られます。