MR.YT Unofficial Home Page
[Top Page] [Who's Who]
Who's Who: バート・バカラック(Burt Bacharach) 2006年1月13日更新
幸宏さんのファンで、「薔薇色の明日」に収録されている「The April Fools」を聴いてからバカラックが好きになった人は少なくないと思いますが、私もその一人です。

幸宏さんはカヴァー曲のみのベスト盤をリリースするほど、多くの作品をソロやYMO以降の各バンドで取り上げていますが、中でもビートルズの曲が一番多く、次にバカラック作品を多く取り上げていて、2005年現在に4曲を取り上げています。

バカラックのプロフィールについては様々なところで詳しく書かれていますので、ここでは多くを触れませんが、 1928年5月12日、ミズリー州カンザス・シティーに生まれて、1957年に、その後数々のヒットソングを共作したハル・デイヴィッド(Hal David)と出会う。 そして、1961年、ドリフターズのレコーディングにバックコーラスで参加していたディオンヌ・ワーウィックに出会います。

バカラックとたハル・デイヴィッドのコンビは様々なアーティストに曲を提供し、世界中でカヴァーされています。 中にはオリジナルアーティストよりもカヴァーした方が売れたり、ヒットチャートの上位に行った曲さえあります。

また、映画のサントラにもたくさん名作があります。 「何かいいことないか子猫チャン(What's New, Pussycat?)」(1965年)、「007/カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)」(1967年)、 「失われた地平線(Lost Horizon)」(1973年)、そしてなんと言っても、「明日に向かって撃て(Butch Cassidy and the Sundance Kid)」(1969年)ではアカデミー作曲賞、歌曲賞を受賞、テーマ曲の「雨にぬれても(Raindrops Keep Falling on My Head)」 などなど。

幸宏さんは先ほど上げた、「The April Fools」以降にも度々カヴァーされていますが、いずれも原曲の雰囲気を壊すことなく幸宏さんらしい仕上がりになっていると思います。

「The April Fools」は1969年の同名の映画(邦題:幸せはパリで)の主題歌でディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)が歌ったバカラックの曲。

「The Look Of Love」は「007/カジノ・ロワイヤル」の主題歌で、ダスティ・スプリングフィールドが歌っています。邦題は「恋の面影」。

「What The World Needs Now Is Love(世界は愛を求めてる)」は、ジャッキー・デシャノン(Jackie DeShannnon)が歌った全米7位まで上がるヒットとなりました。

「Walk On By」もディオンヌ・ワーウィックが歌ってヒットさせた曲です。


幸宏さんの収録アルバムとカヴァー曲名
1983年「The April Fools」(「薔薇色の明日」
1990年「What The World Needs Now Is Love」(「Broadcast From Heaven」
1995年「The Look Of Love」「Fate Of Gold」
1999年「Walk On By」(「colors 〜best of yt cover tracks vol.1〜」


バカラック曲を演奏した幸宏さんのツアー
1983年「JAPAN TOUR 1983」
1990年「CONCERT REHABILITATION 90」
1991年「A NIGHT IN THE NEXT LIFE」
1995年「Fate of Gold Live」

「A House Is Not A Homepage」非公式サイト


※間違いがありましたらお知らせください。