小坂忠: まだ 夢の続き

2006年末に、小坂忠さんの自伝的エッセイ「まだ 夢の続き」が出版されました。

巻末には新たに行われた細野晴臣さんとの対談も掲載されています。細野さんと小坂さんは1969年頃にやっていたバンドの「エイプリルフール」以来の仲。

第1章ではザ・フローラル結成時のエピソードや細野さんとの出会いの、エイプリルフールでの活動、ソロミュージシャンとして活動し始めた頃に、小原礼さんと高橋幸宏さんがバックを勤めてライブを行ったことなども語られています。

エイプリルフール時代の話は松本隆さんの対談集「KAZEMACHI CAFE」でも細野さんの対談の際に語られていますが、前後の小坂さんのご自身のプライベートなエピソードも交えて語られています。

また、エイプリルフールは解散してもソロ時代には常に細野さんのサポートを得て制作してきたアルバムのことなども書かれています。

■内容：
第1章 60‐70年代(大学へは行ったけど… フローラル ほか)
第2章 ゴスペルミュージック・イン・ジャパン(娘の誕生 事故 ほか)
第3章 牧師の日常、世界での働き(コーリング〜牧師就任 教会と地域社会 ほか)
第4章 再会、そして家族(2000年の再会 25年ぶりのメジャーアルバム ほか)
特別対談 細野晴臣×小坂忠