2006年6月21日にバート・バカラック(Burt Bacharach)がA&Mから発表したオリジナル・アルバムやサウンド・トラック作品が10作。
最新リマスタリングで、限定紙ジャケットで発売されました。
オリジナル作品はCD化されていましたが、私が今回とても嬉しかったのは、1971年の日本公演のライブ盤が初CD化されたことです。数年前からLPを探していたのでうすが、なかなか状態のいい作品に出会うことができずにいて、CD化されることを望んでいました。
実は、A&Mのベスト盤や、色々なコンピュレーションはいくつも持っていたのですが、オリジナルアルバムはほとんど持っていなかっただけに、嬉しい悲鳴です。
なお、定価各2,141円(税込)。仕様は、
オリジナル・ジャケットを出来る限り再現したアートワーク、
最新リマスタリング音源採用、
解説・歌詞・対訳付、
初回生産限定
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ヒット・メイカー!(紙ジャケット仕様)
バート・バカラックのファースト・アルバムであり、発売時までの彼のヒット曲を網羅したベスト盤的内容となっています。(1965年発表)
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リーチ・アウト(紙ジャケット仕様)
A&Mにおける本人名義の一作目。
ディオンヌ・ワーウィックやジャッキー・デ・シャノンに提供した作品のセルフカバーが中心。「リーザ(Lisa)」はオリジナル曲。
(1967年発表)
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メイク・イット・イージー・オン・ユアセルフ(紙ジャケット仕様)
ミュージカル「プロミセス・プロミセス」のために書かれた曲を中心に構成されたアルバム。(1969年発表)
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バート・バカラック(紙ジャケット仕様)
バート・バカラックのA&Mでの3枚目となる、1971年リリースのアルバム。「メキシカン・デイヴォース」「遥かなる影」「ニッキ」他、全10曲を収録。
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ライヴ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)
1971年5月7日 新宿厚生年金会館でのライブを収録したアルバム。おそらく、ライブアルバムとしてはこれが唯一の作品と思われます。(1971年発表)
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リヴィング・トゥゲザー(紙ジャケット仕様)
1973年の映画「失われた地平線(Lost Horizon)」からの5曲と、新曲5曲で構成されたアルバム。この映画の興行的失敗が元でハル・デヴィッドとのコンビが決別したそうです。(1974年発表)
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フューチャーズ(紙ジャケット仕様)
長年コンビを組んでいた作詞家ハル・デヴィッドと別れ、詞作面、アレンジ面で転機を迎えたアルバム。(1977年発表)
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ウーマン(紙ジャケット仕様)
A&Mでの最後のアルバム。リビー・タイタスとカーリー・サイモンを作詞/ヴォーカリストとして迎え、大編成のオーケストラと録音。(1979年発表)
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オン・ザ・フリップ・サイド(紙ジャケット仕様)
1966年12月に米ABCで放送されたTVミュージカルのサントラ盤。主演のリック・ネルソンとジョニー・ソマーズがバカラックの書き下ろし曲を歌うという魅力的な内容。
サークルで有名な「It doesn't matter anymore」はここに収められているバージョンがオリジナルだそうです。(1967年発表)
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「明日に向かって撃て!」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)
ジョージ・ロイ・ヒル監督作品映画「明日に向かって撃て!」(出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス他)のオリジナル・サウンドトラック。
アメリカ映画史に残る傑作のサントラ盤。曲名を知らなくても聴いた事無い人はいないと言えるくらい有名な、BJトーマスの歌う「雨にぬれても」。この曲でバカラックはアカデミー主題歌賞とオリジナル作曲賞を受賞したそうです。(1969年発表)
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