■この作品について
ピエール・バルーさんの実に9年ぶりとなる、「一期一会」(1998年）以来のスタジオアルバムが発表されます。
近年はサラヴァの未CD化作品や未発表作品を中心にまとめたサラヴァの屋根裏部屋シリーズなどの発表や、 フランスとケベック、日本などでのコンサート活動ほか、 日本未公開のクロード・ルルーシュ監督の最新作「愛する勇気」に楽曲提供、及び友情出演。
さらに日本のみで発売した著作本「サ・ヴァ、サ・ヴィアン 目をあけて夢みる者たち・・・・・・」の発表などなど精力的に活動していましたが、ようやくフルアルバムの発表となります。
本作の録音はパリ、ヴァンデ、東京で1999年から2006年に渡って断続的に行われ、ようやく1枚の作品として完成。アルバムタイトルはDaltonien（色盲の意だそうです）。
一曲目の「Acoupsd'A」は、Ukulele Club de Paris（ウクレレ・クラブ・ド・パリ）のレパートリー曲にフランス語詞をつけたもの。 愛妻あつこさんに捧げたジョビンの名作「Corcovado（コルコヴァード）」の仏語カヴァー。 ビリー・ホリデイへのオマージュ曲「BILLIE (CARELESS LOVE)」。 チャップリンの「モダンタイムズ」から「Titine（ティティナ）」。 そして自身も名曲「ラスト・チャンス・キャバレー」を戸川昌子さん等との再共演などなど盛りだくさん。
さらに特典DVDも収録。内容は1999年、NGOの「フランス・リベルテ」に招かれ、エレック・ギイユトンと共にカンボジア全土をツアーした時のドキュメント×ロード・ムービー「La Rencontre Joyeuse＝楽しき出逢い」（約60分）です。
2007年9月17日（月・祝）にはスペシャル・ゲストに高橋幸宏さんを迎えて、久しぶりの大々的なコンサート 「カルネ・ド・ボール Carnet de bord 航海日誌」を恵比寿ザ・ガーデンホールで行うそうです。
なお、ジャケットに写っている子猫はピエール・バルーさんの東京の家にいる猫ちゃんだそうです。
■リリース概要
| 発売日 | レーベル | 番号 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2007/07/25 | オーマガトキ | CD: OMCX-1180 | 3,000円（税込） |
■収録曲
01 Acoupsd'A (feat. Ukulele Club de Paris)
02 Lesindifferentes (feat. Les Primitifs du Futur)
03 Lleststard
04 Queiquestnotes
05 Corcovado
06 Laparesse
07 Intromemoire
08 Memoire (Duet with CLAIRE ELZIERE)
09 Daltonien
10 Bille (Careless Love)
11 Pierrot
12 Titine
13 Aukabaretdeladernierechnace
14 L'eredeseffetssecondaires
15 Ovaile
16 S'iletaitdeuxfois
17 Crepuscule