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Who's Who: Iva Davis(アイヴァ・デイビス) 2005年12月28日更新
Iva DavisはオーストラリアのバンドIcehouseのVocalで、曲もこの人がほとんど書いていたと思います。
元々はFlowersという名前で1980年にデビューし、いきなりヒットを放ち、翌年にアメリカのChrysalis Recordsと契約を期に、バンド名をアルバムのタイトルだったIcehouseに変えました。これにより、ワールドワイドに活躍をし出しました。
日本でも当時アルバムは発売されていますが、ほとんど売れなかったようです。

その後、ヨーロッパでも次第に売れてきて、幸宏さんがお友達から聴かせてもらったテープに彼らのシングル「Hey Little Girl」が入っていたそうです。
それを気に入った幸宏さんがコンタクトを取り、ツアーの合間を縫ってIvaが「Wild & Moody」のレコーディングと「WILD & MOODY TOUR '84」ツアーに参加することになったようです。
ツアーの直後の年末にはIcehouseとして初来日を果たしています。

その後、Icehouseは1987年に「Man of Colours」をリリースし、「Crazy」がアメリカでTop 4になるなどし、世界中で大ブレイクを果たしました。

1988年にIvaの方から曲を作らないかとの話があり、飛行機嫌いと多忙だった幸宏さんは日本に来てくれるならということで快諾。バンドのギターリストBob Kretschmerと来日し、それが「EGO」収録の「Dance Of Life」となりました。 その後、Ivaは幸宏さんに「The Sydney Dance Company」のための音楽を制作するのに手伝ってもらうように要請したそうですが、幸宏さんは半年も拘束されるということで、多忙のためお断りしたそうです。
そのお話は「BERLIN TAPES」というアルバムのブックレットに幸宏さんが自ら書かれています。

Icehouseは残念ながら日本では忘れ去られてしまったようですが、数年前まではForlifeから数枚CDが再発されていました。
今はおそらく国内盤はあまり手に入らないかと思いますが、機会があれば聴いてみてください。David Bowieが好きな人は気に入るかもしれません。

なお、オーストラリアでは幸宏さんの「Wild & Moody」がIcehouseと同じFestivalからリリースされています。

そうそう、「Man of Colours」の一つ前の作品の「Measure for Measure」 ではSteve Jansenも少しだけ参加しています。

近年はソロとして活動しているようです。


幸宏さんのアルバムでの参加作品
1984年「Wild & Moody」作詞、作曲、演奏
1990年「EGO」作詞、作曲、演奏


Ivaが参加した幸宏さんのツアー。
1984年「WILD & MOODY TOUR '84」

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