■脇田愛二郎さんについて
1942年(東京生まれ)
洋画家の脇田和(わきた かず)さんの二男。
1964年、武蔵野美術大学本科西洋画科卒業後、すぐにニューヨークに渡る。
川添象郎さんが住んだことがあるアパートに、脇田愛二郎さんも住んでいたことがあるそうです。おそらくその頃にはお二人は知り合っていたかもしれません。
1967年、ブルックリン・アート・ミュージアムに学ぶ。ニューヨークではイサム・ノグチさんに師事していたそうです。
1969年、ニューヨークで個展を開催。その後、国内外で数々の賞を受賞されています。
ニューヨーク近代美術館、カーネギー美術館等にも作品が所蔵されている他、家具をはじめとするデザイン活動も多岐にわたっています。
YMO関連の仕事としては、 1978年頃の約2年間はアルファ・レコードでアートディレクションを担当。 ハリー・ホソノ&イエロー・マジック・バンド「はらいそ」やYellow Magic Orchestra「Yellow Magic Orchestra」(日本版)なども脇田愛二郎さんが担当されています。 芸術家として活動をされてはいたものの、音楽好きで、現代音楽の人たちとの交流もあったことがきっかけのようです。
このお仕事がきっかけか、高橋幸宏さんが武蔵野美術大学に通っていらしたことはご存知だったようで、近年に武蔵野美術大学の校友会誌のインタビュー にて高橋幸宏さんを紹介されています。
残念なことに2006年1月26日、63歳の時に肝不全で死去されたそうです。
■外部リンク
脇田愛二郎さんに関連するサイトです。
「武蔵野美術大学 校友会」(インタビュー掲載)
「マンスリーとーぶ」(インタビュー掲載)
「脇田和美術館」(お父様の美術館。ご自身の作品も展示されています。