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大滝詠一プロデュース「昭和ベストヒットコレクション」
1998年12月16日　20：00〜21:30　ニッポン放送系

さあ「A Hard Days Night」
まあねえ。あの僕がビートルズと出会ったのは、この曲というはね、恐らくこれ多分記憶が正しいと思うんですけど。
某CMにビートルズが登場した時、この曲だったんですよねぇ。
そん時のショックが、あ〜、もうホントに、もうインパクト強いという。
それまで、なんつってたって、私たちエレキバンドをくんでおりまして、ほとんどインスツルメンタルでございますから、このビートルズが出て来て、ロックっていう感じの何か、ヴォーカルナンバーを聴いたときはショックでしたね。
それで、そのテレビのコマーシャル、まあステージ、あのフィルムだったんですけどもぉ、え〜っ。曲はハード・デイズ・ナイトで。多分あのシーンは色んなシーンをこう組み合わせてたと思うんですけども、その時にあの、多分あれは〜あ、「She Loves You」っていう曲の中で、ジョージがソロを弾いている時のシーンが入っていたと思うんですが、足を両方にピョンピョンピョンとこう、飛び跳ねる、その格好がねえ、私痺れてしまいましてですね、それがまあ、何て言うんですか、刷り込み現象とでも申しましょうか、あの体の中に刷り込まれて、ジョージファンになってしまった訳ですけどもね。
え〜、今日まあ、高橋幸宏がなぜジョージフリークなのか、などということも交えてお話ししたいんですが、次の曲はまだまだ初期の頃の曲ですね。
なんか、いわゆる転調が、キーが転調するといいますけどもね、その転調が実に見事に、上手く作られている曲ですね。
え〜、ジョン・レノンも綺麗な（？）と気に入っていたそうです。
「I'll Be Back」

毎週水曜日はビートルズナンバーをお送りしている、大滝詠一プロデュース「昭和ベスト・ヒットコレクション」今週はですね、高橋幸宏がナビゲーターでございます。
さて、このコーナーは、毎週ナビゲーターが、まあ悩んでですね。
特にお気に入りのビートルズナンバーを３曲だけご紹介しようと、マイ・フェイヴァリット・ビートルズということなんですが、これは悩みますね。もちろん初期の頃のビートルズもいい曲、いっぱいあるし、中期もあるし、僕はどっちかっていうと、ビートルズは後期になってからが、やっぱり、特に、まあ、入り込んでしまったっていうか、今聴くとね、これは、僕がYMOをやっていた頃よく聴いていたんですけど、あのビートルズの曲を改めて聴き直してたんですけどね、完全にこれはもう、テクノですね。
え〜、まず１曲おかけしますのはですね、アナログレコーディングの最高峰、最高傑作と言っていいと思います。
「Strawberry Fields Forever」